裏ブロガーってホントにブロガー?
takaさんに教えてもらったことで、未確認情報ですが、「裏ブロガー」っていうのがいるそうです。ブログを楽しんでいるふりをして、他の人が書いてる記事から個人情報を収集して、それをデータ収集家に売る。
ブロガーというよりは名簿業者とかストーカーの類っぽい。
blogの場合、登録から記事書きのプロセスが簡単なので、ネットの怖さを知らない人がうっかりアレコレ公開してしまう可能性が高いのかな。その辺をねらった情報収集者はいそうだなあ。
この手の人たちは個人webが台頭し始めた頃から存在しはじめた感じでしょうか。初期のwebサイトなんてそれこそ所属組織から何から晒してる人は沢山いましたから(というよりそれが主流であったように思う)。netnewsなんかは学術系の人が多かったせいもあり組織やらを晒してない方が逆にたたかれたりして。
また、それ以前にさかのぼれば、パソ通時代にも同じような人種は存在した、というよりもむしろパソ通時代の方がプロフィールなどから個人情報を取りやすかった。ただ、パソ通時代は、通信環境や始めるまでの手続きの面倒さから門戸が狭く、人種に偏りのある情報しか収集できなかった。(それこそPCに詳しい人ばっかりでしたから、その手のマーケット用の名簿は作れたかも。) GUIの通信ソフトが登場して、ようやく一般人に近い人種が入ってきた感じで、そのころはある程度自己防衛が必要とされた感じかなあ。
で、blog上での防衛という話に戻ると、ある程度自己防衛は必要かと思います。とはいえ、過敏になりすぎて書く記事が制約だらけになってしまうのも書いていて面白くないので、自分の中で知られても良い情報と悪い情報の区別を持ってblogを書いた方が良いんでしょうね。
危険度という点ではゴミ捨て場の郵便物とかの方がよっぽど怖かったりして。情報収集者からすればゴミ捨て場をあさるより、PCと時間さえあれば集められるので、目立たずに済むというのが利点かな。
で、僕的には「ブロガー=blogを書いてる人」だと思っていたのですが、裏ブロガーという使い方の場合はblogを読んで楽しんでいる人もブロガーに含まれるのかなぁ。ブロガーという言葉のすそ野は閲覧者まで広がっていましたか。
訂正
実際blog書いて情報集めたりしてるみたいです。
ARTIFACT ―人工事実― | 世の中には「裏ブロガー」がいるらしい.
上記記事でも裏ブロガーに触れているのですが、余談が気になりました。
余談ですが、「裏ブロガー」に対抗できるトホホな「○○ブロガー」を考えたんですけど、「裏ブロガー」に勝るインパクトのあるネーミングが思いつきません…。「裏」という具体的に何か想像できない単語をつけた辺りがポイント高いです。
とりあえず思いついたのは「黒ブロガー」(性格が悪い人)「白ブロガー」(性格が素直な人)、そういえば黒はてなユーザーなんてありましたね。「重ブロガー」(重い話題を扱う人)「軽ブロガー」(軽い話題を扱う人)なんて辺り。「美女ブロガー」は先に使っている人がいそうだと思ったら、やはりいました。
だそうですw。○ブロガー…何かあるかなぁ…うーん。
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Comments
気にしすぎることはないですね。
ここでいう裏ブロガーは、ブログを書いていると認識しています。
Posted by: abcjp | 2005.04.29 17:53
なるほどー。
本当に裏ブロガーなわけですね。
Posted by: カワケン | 2005.04.29 18:37